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夫と2人の息子と4人暮らし。子育てしつつ、
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シュテルンシュヌッペ=流れ星。ドイツ語です。
キラキラした日々を過ごしたい、と、思う。そんなEllieの日常です。
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亀倉雄策展、ふたたび。




先週末に新潟に行くことにしたきっかけは。

ハムキヨ姉さん&隊長夫婦にお会いしたいから。

もひとつは、近代美術館に行きたかったから。



日本を代表する世界的グラフィックデザイナー、

亀倉雄策氏のお仕事っぷりを観たかったのです。





『離陸 着陸 亀倉雄策のデザイン』

at 新潟県立近代美術館 企画展示室




1月にギンザ・グラフィック・ギャラリーに

亀倉氏の展覧会を観に
ゆきましたが。

今回は、規模が、量が、深さが、厚みが違う。



前回のは、完成された作品がきれいに並べてあるだけ、

とゆう印象だったけど(それで十分だったけど)、

今回のは作品が生まれた背景や本人の考えにまで迫ってる。



いろいろなデザインの鉛筆のラフスケッチを見てると

カッチリと完成されたグラフィック作品たちが

人の温かい手で、じっくり生み出されたのを実感しちゃう。



あたしは、割と初期の、ムラなくべたっと切り絵のように

均一に色が塗られたテイストの作品が好き。

後期の立体やSFチックなイメージよりも。





でね。

東京オリンピックのポスター制作秘話が興味深かったの。





ポスター制作にあたって。

アートディレクター(=監督役)として

亀倉氏が打ち出したプランは「ダッシュの瞬間」。



更にフォトディレクターがカメラマンに出した条件

「全選手の顔が見え、全部にピントがあっている写真」。

それを作り出すため、現場にはストロボが50台用意されたそう。



何十回も繰り返した撮影に、亀倉氏は立ち会わなかった。

それは、写真の選択に私情をはさまないため。

亀倉氏は100枚の写真の中からわずか5分で1枚を選び出し、

最適な部分を拡大し、ポスターに使用した。とのこと。



そうして出来上がったのが、あの格好いいポスター。



このシリーズには"水泳"編も存在します。

こっちに向かって男性が力強いバタフライをしていて、

腕と顔を上げる息継ぎの瞬間。迫力の写真。



その水泳シーンの撮影では、

プール上に足場を組み、水中を含め70台のストロボを設置。



モデルの選手は始め、クロールをしていたが

より水の表現を強くするためバタフライに変更となったそう。







企業ロゴ制作時は、引き受ける前に必ず社長と面会、

企業の方向性を見据えてデザインを手がけたとのこと。

このマークたちひとつひとつに企業理念が入ってるのね。



NTTのロゴマークは最終決定したマークよりも、

最終選考まで残った他のものの方が

実は亀倉氏のお気に入りだったんだって。



その没になった案も何パターンも展示されていました。

でも、見慣れないから不思議な感じ。







苗場や万座などスキーリゾートのグラフィックも見逃せない。

スキーリゾートポスターも、

オリンピックポスターに負けず劣らず力強い。



亀倉氏は大のスキー好き。80歳になってもしていたそうです。

仕事場でも設置した回転板に立っては

ターンのイメージ作りをしていた。

(そのイメトレ中写真も展示されてました。)

小賀坂のスキー板のデザインをし、

安比では、自らスキーリゾート設営の監修を手がけたそう。



きっと、亀倉氏の著書とか関連書を読めば

書いてあることなのだろうけれど、

まだまだ亀倉初心者のあたしはいちいち感心しっぱなし!



レベルの高いグラフィックを大量に浴びて

なんだか頭が冴えた気分にまでなっちゃって。







あ。ニコン関連展示コーナーも良かったなぁ。



平台に何十個も陳列されたニコンのカメラやレンズのパッケージ。

マットな金色と黒フォントが渋い。

いかにも、大人の趣味嗜好品、な、デザイン。

平台を囲むように、壁にはカメラの広告ポスター。

カメラ自体の開発にも亀倉氏が関わってたって。

こんなにトータルで格好いいカメラ、いいないいなー。





あとね。

亀倉氏の作品には鳥モチーフが頻繁に登場します。

リアルだったり、イラスト的だったり、ちょこちょこと。



で、実際ご本人も鳥の置物を集めていたそう。

可愛らしいカラフルな木製の鳥たち。北欧の、だったっけ。

ショーケースの中にお行儀よく並べられていました。



ことりモチーフコレクターのあたしには、見逃せない事実。

勝手にぐっと親近感。

この子たちを前に構想練ったりしたんだろうな。





機会があったら、今度、亀倉氏の著書を読みたいと思います。

どんなことを考えていた方だったのか。

もっと迫ってみたいなー、なんて、思いますの。

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