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2019.10.07 Monday |
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sternschnuppe☆シュテルンシュヌッペ=流れ星。ドイツ語です。
キラキラした日々を過ごしたい、と、思う。そんなEllieの日常です。
![]() 先週末に新潟に行くことにしたきっかけは。 ハムキヨ姉さん&隊長夫婦にお会いしたいから。 もひとつは、近代美術館に行きたかったから。 日本を代表する世界的グラフィックデザイナー、 亀倉雄策氏のお仕事っぷりを観たかったのです。 『離陸 着陸 亀倉雄策のデザイン』 at 新潟県立近代美術館 企画展示室 1月にギンザ・グラフィック・ギャラリーに 亀倉氏の展覧会を観にゆきましたが。 今回は、規模が、量が、深さが、厚みが違う。 前回のは、完成された作品がきれいに並べてあるだけ、 とゆう印象だったけど(それで十分だったけど)、 今回のは作品が生まれた背景や本人の考えにまで迫ってる。 いろいろなデザインの鉛筆のラフスケッチを見てると カッチリと完成されたグラフィック作品たちが 人の温かい手で、じっくり生み出されたのを実感しちゃう。 あたしは、割と初期の、ムラなくべたっと切り絵のように 均一に色が塗られたテイストの作品が好き。 後期の立体やSFチックなイメージよりも。 でね。 東京オリンピックのポスター制作秘話が興味深かったの。 ![]() ポスター制作にあたって。 アートディレクター(=監督役)として 亀倉氏が打ち出したプランは「ダッシュの瞬間」。 更にフォトディレクターがカメラマンに出した条件 「全選手の顔が見え、全部にピントがあっている写真」。 それを作り出すため、現場にはストロボが50台用意されたそう。 何十回も繰り返した撮影に、亀倉氏は立ち会わなかった。 それは、写真の選択に私情をはさまないため。 亀倉氏は100枚の写真の中からわずか5分で1枚を選び出し、 最適な部分を拡大し、ポスターに使用した。とのこと。 そうして出来上がったのが、あの格好いいポスター。 このシリーズには"水泳"編も存在します。 こっちに向かって男性が力強いバタフライをしていて、 腕と顔を上げる息継ぎの瞬間。迫力の写真。 その水泳シーンの撮影では、 プール上に足場を組み、水中を含め70台のストロボを設置。 モデルの選手は始め、クロールをしていたが より水の表現を強くするためバタフライに変更となったそう。 ![]() 企業ロゴ制作時は、引き受ける前に必ず社長と面会、 企業の方向性を見据えてデザインを手がけたとのこと。 このマークたちひとつひとつに企業理念が入ってるのね。 NTTのロゴマークは最終決定したマークよりも、 最終選考まで残った他のものの方が 実は亀倉氏のお気に入りだったんだって。 その没になった案も何パターンも展示されていました。 でも、見慣れないから不思議な感じ。 ![]() 苗場や万座などスキーリゾートのグラフィックも見逃せない。 スキーリゾートポスターも、 オリンピックポスターに負けず劣らず力強い。 亀倉氏は大のスキー好き。80歳になってもしていたそうです。 仕事場でも設置した回転板に立っては ターンのイメージ作りをしていた。 (そのイメトレ中写真も展示されてました。) 小賀坂のスキー板のデザインをし、 安比では、自らスキーリゾート設営の監修を手がけたそう。 きっと、亀倉氏の著書とか関連書を読めば 書いてあることなのだろうけれど、 まだまだ亀倉初心者のあたしはいちいち感心しっぱなし! レベルの高いグラフィックを大量に浴びて なんだか頭が冴えた気分にまでなっちゃって。 ![]() あ。ニコン関連展示コーナーも良かったなぁ。 平台に何十個も陳列されたニコンのカメラやレンズのパッケージ。 マットな金色と黒フォントが渋い。 いかにも、大人の趣味嗜好品、な、デザイン。 平台を囲むように、壁にはカメラの広告ポスター。 カメラ自体の開発にも亀倉氏が関わってたって。 こんなにトータルで格好いいカメラ、いいないいなー。 あとね。 亀倉氏の作品には鳥モチーフが頻繁に登場します。 リアルだったり、イラスト的だったり、ちょこちょこと。 で、実際ご本人も鳥の置物を集めていたそう。 可愛らしいカラフルな木製の鳥たち。北欧の、だったっけ。 ショーケースの中にお行儀よく並べられていました。 ことりモチーフコレクターのあたしには、見逃せない事実。 勝手にぐっと親近感。 この子たちを前に構想練ったりしたんだろうな。 機会があったら、今度、亀倉氏の著書を読みたいと思います。 どんなことを考えていた方だったのか。 もっと迫ってみたいなー、なんて、思いますの。 |
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